今日は日商簿記検定一級の本試験でしたね。受験された方お疲れ様でした!
という僕も受けてきたわけですが今回は真剣に勉強をやり始めて初の試験でしたので「これで落ちたら・・・」という不安もありました。
今思えば大学に入って初めて不安を感じた試験でした。
とりあえず出題論点を書きますと
商業簿記は連結の総合問題は出ました。税効果・持分法を絡めた典型的な連結の問題だと思います。ただ家に帰って下書き用紙見直したら持分法の仕訳が間違っていました・・・俺のバカー><
あと今回は段階取得の全面時価評価法+一括法だったのですが問題文を読み間違えて簡便法でやってしまいました・・・
次に会計学ですが理論問題は珍しく語群選択問題が出ました。これはかなり簡単でしたね。理論対策を全くしていない僕でも出来ました。
計算問題は企業会計結合の「取得」の論点。これもかなり典型的な論点でした。落ち着いて仕訳をきれば満点取れる論点だったと思います。
計算の二つ目・・・これはちょっと驚きました。いわゆるサプライズ問題ですね。僕も完全に初見の問題でした。
論点は二つの会社がそれぞれ資産を出し合って特別目的会社を設立して資産流動化(証券化)を図るという問題です。
仕訳を切る問題だったのですが、全くやったことの無い問題だったので勘定科目欄から一番適切なのを選んで数字を何とか埋めたという感じです。
次に後半の工業簿記・原価計算
工業簿記は直接標準の配合差異・歩留差異
これも基本論点だったのでしょうが正直僕この論点苦手なんですよ。材料の配合・歩留を求めることは出来るのですが労務費、製造間接費の配合・歩留を求めるのが苦手で・・・もっと演習を繰り返してしっかりと出来るようにする必要があるなと感じました。
原価計算は貢献利益や最低販売価格を計算させる問題と活動基準原価計算が出ました。
問1の貢献利益や最低販売価格を計算させる問題は普通に解けたのですが、ABCの方がデータの与え方が独特で読み取るのに失敗してしまいました・・・今回落ちたらおそらくここが原因です。
こんな感じで難問かサプライズはあったものの基礎力が十分にある人は受かる試験だったと思います。僕の結果ははっきりいって微妙ですね・・・ケアレスミスもやってしまいましたし。
反省すべき点は
・基礎力をもっと付ける
・ケアレスミスをしないよう普段からデータの読み取りを意識して問題を解く
そして勉強をし続ける。
日商の一級はいい課題を僕に与えてくれました。合格していてもこの反省点をしっかり生かして公認会計士試験につなげたいです。
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